カントリーローゴ~定年後、団塊の世代の選択
団塊の世代の大量リタイアが近づいています。一方で人口減に悩む地方自治体では藁をも掴む思いで移住を促進しています。そしてまるで両者を取持つかのようにここ数年田舎暮しがピックアップされています。テレビ東京のゴールデンタイムなどそんな番組が目白押し。基本的に都市部に人口が集中し過ぎだと思っているので世論誘導大いに結構なのですが、決断は慎重に。ちなみにそんな田舎ではほとんどテレ東の番組は映りません。無責任だ…。
都市部の選択肢の多い生活に慣れきっていると、いざ田舎に行った時にテレビのチャンネル一つ取ってもその数の少なさに愕然とすることがあります。最近はほとんどなくなりましたが20年くらい前までは東北や北陸など民放2局の地域がゴロゴロありました。
情報に関してはスカパーやインターネットが普及したので昔ほどの格差はなくなったと思いますが、実際に消費する機会は大いに限られます。勢い個人で消費生活を楽しむのは難しく、否応なく人付合いの比重が高まります。そんな中では近所の誰が何をしたか?が最大の関心事となります。
右の写真は徳之島の伊仙町にある高校の看板です。前年度大学に合格した生徒の顔写真と合格校名が選挙ポスターよろしく貼り出されています(さすが伊仙町!)。一流大学ならまだしも中にはナントカ大学も含まれています。私大に受かっていれば経済状態も窺えます。この辺りの感覚について行けないと田舎暮しはちょっと辛いのかもしれません。広告として貼り出されているのだから本人も承諾済みで、何も修正することはないのかもしれませんが、私にはちょっとついていけませんでした。
この街は保徳で街を二分して大騒ぎするような土地柄だからまだごまかせるかもしれませんが、長老のツルの一声で全て決まってしまうような地域で全共闘時代の話など持ち出そうものならアカ呼ばわりで村八分、なんて絵が目に浮かびます。
濃密な人間関係の負の側面にも目を向ける必要があるかもしれません。
Take Me Home Country Roads
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